9月24日に開催されたサークルKサンクスの2009年度下期商品方針説明会。同社では商品開発において"4つのマーケティングと9つの戦略"を立てており、下期の基軸商品力のアップの取り組みとして、3大重点カテゴリーのPB「ルベッタ」、「おいしいパン生活」、「シェリエドルチェ」を強化していく方針だ。後編では重点カテゴリーの目玉であるデザート系PB「シェリエドルチェ」の動向と弁当類の対策についてお伝えする。
サークルKサンクスのデザートオリジナルブランド『シェリエドルチェ』。同ブランドは「ワクワクする品揃えとワンランク上の本物のおいしさ」をコンセプトに2007年よりスタートした。2008年には『シェリエドルチェ』として初めてクリスマスケーキを販売したほか、今年3月には生どら焼や大福など「和のドルチェ」シリーズを加えるなど取り組みを強化。同社の独自調査によると、ブランド認知率は2008年5月には22.2%、2009年5月には46.3%と2倍に伸長している。
今回加わるのは焼き菓子や半生菓子のシリーズ『シェリエドルチェα』。バームクーヘンやクッキーなど買い置きも出来る常温タイプのデザートとして、朝食代わりの食事や仕事の合間のおやつなどより幅広い生活シーンに対応していく。価格は120円から150円台が中心で手頃な価格なのも魅力。既に展開しているチルドデザート類に焼き菓子・半生菓子が加わることで、スイーツの総合ブランドを目指す考えだ。
弁当類では価格訴求型の「オテゴロ398円弁当シリーズ」を9月3日より発売している。常時4アイテムを用意し、高品質ながら低価格を実現することで食味や見た目などの商品企画の不足感をなくしている。また高付加価値商品として「丼」シリーズを11月より毎月展開する。素材や調理工程にこだわったプレミアム商品を「丼」形態の新しい形で提案する。このように、低価格商品や高付加価値商品など多角化している消費者の要望に応えるため、それぞれの役割を明確にし、下期での売上獲得を狙う。