2009年度下期商品本部政策説明会を開催(2)

 917日に行なわれたファミリーマートの2009年度下期商品本部政策説明会。前編は上期レビューとして「ジェネレーション」、「プライス」、「リージョナル」という3つの観点から商品開発を行われたことにより、商品が世代別・価格別・地域別の細やかなニーズに対応、顧客獲得につながったことを報告した。後編では同社の下期中食政策を中心にお伝えする。

 

 

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 下期のジェネレーションマーケティングは、上期同様各世代別のプロジェクトは継続的に行い、ターゲット客層を数値化することで商品開発の法則を仮説設定し対応していく。プライスマーケティングとしては、低価格志向や高付加価値商品による二極化ではなく、その間にある中心プライスも強化し、価値と価格のバランスを見極めた品揃えをしていく方針だ。

 

 次に3大重点カテゴリーについて「あじわいFamima Café」では好調なデザート系飲料にタピオカの入った杏仁ドリンクや新カテゴリーの野菜飲料の投入で、チルド飲料内のシェアをさらに拡大していく。

 「sweet+」では好調なシュークリーム系、ハンドタイプ系の強化に加え、ファミリーユース対応のロールケーキやチルド温度帯の焼き菓子も展開する。「三ツ星パスタ」では"生パスタ""スープパスタ""グラタン風""具だくさん"をキーワードに商品開発をしていく予定だ。

 

 また「チルド温度帯管理米飯(チルド米飯)」を使った弁当の販売を、これまで展開していなかった関西と九州でも29日より販売を開始。チルド温度帯(3~8度)は、定温管理(18±2度)では難しかった生野菜や海鮮ネタなど生鮮品をはじめとする食材の使用が可能でこれまでのコンビニ弁当にはない味や彩り、食感の豊かなメニューを幅広く開発できるようになる。また日持ちの点で定温管理がDAY1のところ、チルド温度帯ではDAY2の商品となることから、廃棄率の削減にもつながり、FCの加盟店にとっても発注しやすい商品になりそうだ。

 

 先行導入されている東北地区での動向を見てみると、チルド米飯導入により弁当類で10%弱の売上押し上げ効果があったという。新カテゴリーでは「スープDEごはん」「彩りチャイナボウル」「新鮮・海鮮丼シリーズ」「魚系幕の内シリーズ」などを投入。チルド米飯の全国展開により上期で落ち込んだ弁当類の売上回復を狙う。