最終更新日: 2009年7月31日
             

日本フードサービス協会がまとめた外食産業市場動向調査の6月度売上高は、昨年と比べ休日が1日少なかったこと、雨天の日数が多かったなどの影響を受け全業態で前年同月比97.4%と3ヶ月ぶりに前年を下回った。店舗数は前年同月比100.1%と前年を上回ったものの、客数は99.0%、客単価は98.4%とこちらも前年を割っている。

業態別に見るとファーストフード業態全体で売上は前年同月比99.3%、客単価99.6%。好調なのは麺類のチェーンで店舗数増加により客数が増加し、売上が111.5%と大きく伸びた。その他の業種では気温が高いことからアイスクリームチェーンが伸長し、客数105.8%、客単価101.7%、売上も107.6%と好調に推移している。ファミリーレストラン業態は売上96.9%、客単価97.3%と大きく数字を落とした。この中では中華チェーンが客数の増加に売上100.3%と健闘を見せている。パブ・居酒屋業態はパブ・ビアホール業種での店舗数の縮小などの要因で前年同月比割れ、ディナーレストラン業態、喫茶業態でも前年を下回り、依然として厳しい状況が続いている。

日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア11社の5月度の売上高はTaspoサービス開始から、第1次エリア(北海道・東北・中四国・沖縄を除く九州地区)で1年が経過したが、引き続き店頭でのたばこの対面販売は好調を維持、また天候等にも恵まれたことから全店ベースで前年同月比3.2%増の6695億円、既存店ベースでは前年同月比1.0%増の6203億円となった。また既存店ベースの来店客数は前年同月比2.5%増の108722万人と14カ月連続のプラスとなっている。国内感染者が出たということから新型インフルエンザ対策として、健康衛生用品の需要が急増した月でもあった。

しかし既存店ベースの平均客単価は570.6円(前年同月比-1.5%)と全店・既存店ともに昨年末から6ヶ月連続のマイナスとなっており、今後第23次エリアのTaspo効果が切れることを考えると早急な対策が必要であるといえる。

ローソンは買収予定のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の全株式および全貸付債権の取得を延期すると発表した。当初予定は3月30日だったが、「諸条件等についての協議を継続する必要があると判断」したという。取得日は決定次第、発表するとしている。

同社は2月25日にam/pmと買収で基本合意したことを発表、3月13日に正式契約を結んでいた。従来の発表ではam/pm親会社のレックスホールディングスがam/pmが実施する第三者割当増資を55億円で引き受けた後、全株式と債権を実質145億円で買収するとしていた。

買収が実現すればローソンは最大手のセブンーイレブン・ジャパンを抜き、東京23区内で最大の店舗数と市場シェアを持つコンビニエンスストアになる。

ユニーグループは、新PB(プライベート・ブランド)「+KACHIAL(カチアル)」を開発、4月7日からグループの、コンビニエンスストア「サークルK」「サンクス」、スーパー「ピアゴ」(旧ユニー、ユーストア)「アピタ」の計6390店(2月末現在)で発売する。
ユニーとサークルKサンクスは昨年4月から共同開発商品として「UUCS」を発売、またサークルKサンクスは菓子や雑貨を中心としたPB「KACHIAL」を展開してきたが、これら新ブランドに統合する。
新ブランドの開発コンセプトは「素材のこだわり」「健康」「エコ」などで、高付加価値なPBと位置づける。今期は食品38アイテム、雑貨・住居関連商品27アイテムの計65アイテムを2010年2月にかけて順次投入していく。

モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスでは、2月9日、平成21年3月期第3四半期決算短信を発表した。
同期累計期間業績は、売上高459億5600万円、営業利益13億5000万円、経常利益14億4000万円、四半期純利益については特別損失の計上もあり1億1300万円となった。
モスバーガー事業の出店状況については、既存店の活性化を軸に、不採算店舗の処理を行った結果、出店23店舗、閉店49店舗となり、平成20年12月末時点で1347店舗(前の期末比マイナス26店舗)となった。海外展開では新たにインドネシアにも進出(1店舗)、その他の地域では台湾146店舗、シンガポール21店舗、タイ5店舗となっている。
また、エリア別キャンペーンの好調、昨年12月に発売された新商品の計画以上の売上により、同日、平成20年5月12日に発表した業績予想を以下のように修正した。


平成21年3月期通期業績予想の修正(平成20年4月1日~平成21年3月31日)
(連結)



  売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
前回発表予想(A) 61,000 1,100 900 -600
今回発表予想(B) 61,000 1,400 1,500 -300
増減額(B-A) 0 300 600 300
増減率(%) 0.0% 27.3% 66.7% ―――
前期実績
(平成20年3月期)
62,301 752 1,278 -325

99円均一の生鮮コンビニ等を展開する株式会社九九プラスでは、2月9日、平成21年3月期第3四半期決算短信を発表した。
同期累計期間業績は、営業総収入1017億4300万円、営業損失1億1300万円、経常損失8800万円、四半期純損失6億1800万円となっている。また、第3四半期期間(平成20年10月1日~12月31日)についてみれば、ローソングループとの共同仕入等による仕入原価削減効果などにより、営業利益、経常利益ともに、4四半期ぶりの黒字転換となった。
出店状況については、12月末現在、843店(直営734店、FC109店)。第3四半期までの累計では、直営は出店41、閉店28、FCは閉店7となっている。

子供写真館最大手の株式会社スタジオアリスでは、2月9日、平成20年12月期 通期連結決算短信を発表した。
七五三時期に集中する撮影件数の年間通した平準化の推進、マタニティ撮影の取り組み、こども関連企業とのタイアップなどの施策を展開、同連結会計年度の連結業績は、売上高314億2600万円(前期比プラス7.6%)、経常利益29億9200万円(同マイナス7.5%)、当期純利益14億200万円(同プラス4.5%)となった。出店状況については、28店舗の出店(うち小商圏型店舗9店)、全面改装19店舗、退店は10店舗となり、平成20年12月期通期連結会計年度末の店舗数は、国内こども写真館377店舗、ペット写真館1店舗、海外9店舗の計387店舗となっている。
次期の連結業績予想は、売上高320億円(前期比プラス1.8%)、経常利益33億5000万円(同プラス11.9%)、当期純利益15億5000万円(同プラス10.5%)を見込んでいる。

平成20年12月期 通期連結業績予想数値の修正(平成20年1月1日~平成20年12月31日)
(連結)



  売 上 高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
前回発表予想(A) 31,500 3,740 3,700 1,800
今回発表予想(B) 31,426 3,154 2,992 1,402
増減額(B-A) -73 -585 -707 -397
増減率(%) -0.2% -15.7% -19.1% -22.1%
前年実績
(平成19年12月期通期)
29,212 3,239 3,234 1,341

有料老人ホーム「アミーユ」などのサービスを展開する株式会社メッセージでは、2月9日、平成21年3月期第3四半期決算短信を発表した。
同期累計期間業績は、営業収入198億7200万円、営業利益29億4000万円、経常利益28億2600万円、四半期純利益15億400万円となった。
また、通期の業績予想については、「Cアミーユ」入居率の目標未達、同償却費用がかさんだこと等により、平成20年8月11日に発表した予想数値を下表のように下方修正した。

平成21年3月期通期業績予想の修正(平成20年4月1日~平成21年3月31日)
(連結)



  営業収入
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
前回発表予想(A) 27,601 4,300 4,250 2,337
今回発表予想(B) 27,200 3,880 3,750 2,000
増減額(B-A) -401 -420 -500 -337
増減率(%) -1.5% -9.8% -11.8% -14.4%
前期実績
(平成20年3月期)
23,071 3,928 3,711 1,990

九州地盤に、ステーキ・ハンバーグ軸の郊外型レストランを全国展開する株式会社ジョイフルでは、2月6日、平成20年12月期通期業績予想を修正した(下表参照)。
営業利益および経常利益は売上高の減少に伴う売上総利益の減少が影響し、また同日発表した特別損失7億1000万円の計上もあり、当期純利益については、4億5500万円の純損失となる見通し。

平成20年12月期通期業績予想の修正(平成20年1月1日~平成20年12月31日)
(連結)



  売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
前回発表予想(A) 62,484 783 733 -190
今回発表予想(B) 61,961 530 456 -455
増減額(B-A) -523 -253 -277 -265
増減率(%) -0.8% -32.3% -37.8% ―――
前期実績
(平成19年12月期)
64,398 2,791 2,955 1,077


すかいらーく傘下、持ち帰りすし「小僧寿し」を全国展開する株式会社小僧寿し本部では、2月6日、特別損失4億2700万円(連結)の発生を発表し、平成20年11月7日付にて発表した平成20年12月期通期業績予想を下方修正した(下表参照)。


平成20年12月期通期業績予想の修正(平成20年1月1日~平成20年12月31日)
(連結)



  売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
前回発表予想(A) 27,983 7 139 -213
今回発表予想(B) 27,655 -207 -68 -630
増減額(B-A) -328 -214 -207 -417
増減率(%) -1.2% ――― ――― ―――
前期実績
(平成19年12月期)
29,331 -505 -379 -779